痴漢の解決事例2

痴漢の解決事例①

事案の概要

ご本人(30代男性・会社員)が海水浴場で女性の体に触ったとして、在宅で地元警察の捜査を受けていた事件。

 

弁護活動

ご本人は当時酒に酔っており、女性と話した記憶はあるものの、身体に触った記憶はありませんでした。ただ、警察から目撃者もいると言われ、現在進行形で捜査を受けていること自体に大きなストレスを感じていたため、示談による早期解決を希望されました。

 

弁護士が警察の担当者を通じて被害者の電話番号を教えてもらい交渉した結果、速やかに示談が成立しました。弁護士が警察に示談書を提出した後、書類送検されることもなく、速やかに手続が終了しました。

 

弁護士のコメント

ご本人は初めて事務所を訪問された際、涙を流して不安に打ちひしがれた様子でしたが、早期解決となり、非常に安心されていました。

 

ご本人の直筆メッセージ

 

 

痴漢の解決事例② 

事案の概要

ご本人(40代男性・研究者)が酒に酔って電車に乗って帰宅途中、女性の胸を触ったとして逮捕された事件。ご本人は逮捕の3日後に釈放されました。その後、逮捕中に依頼していた当番弁護士を通じて、被害者と示談交渉をしましたが、被害者から接触を避けるため顔写真を提供するよう要求されていました。当番弁護士も仕方がないという意見でした。

 

ご本人としては、自分の顔写真を渡してしまうとネット上に流出してしまうのではないかという不安があり、顔写真の提供なしでの示談を希望されていたことから、当番弁護士との契約を解消して、ウェルネスの弁護士に依頼しました。

 

弁護活動

受任後、弁護士が被害者を説得した結果、顔写真を被害者に見せるのみで、写真そのものは渡さないという条件で示談をすることができました。示談後速やかに不起訴処分となりました。ご本人の親御様も事件について大変心配しておられたため、(ご本人の同意を得た上で)弁護士が事件の進捗状況をこまめに親御様にご報告しました。

 

弁護士のコメント

痴漢は被疑者国選弁護の対象外なので、逮捕直後にご本人が留置場の中で選任できるのは当番弁護士のみとなります。ただ、弁護士を選べないという点では当番弁護士も国選弁護士も同じです。事件処理に納得できない場合は、他の弁護士に相談するとよいでしょう。ウェルネスでもセカンドオピニオンのご相談を受けつけています。

 

ご本人の直筆メッセージ

 

 

痴漢の解決事例③

事案の概要

電車内での痴漢事件。ご本人(30代男性・会社員)は被害者に腕をつかまれその場から逃げましたが、現場に携帯電話を落としてしまい、後日逮捕されました。ご本人には痴漢の罰金前科がありました。

 

弁護活動

ご本人は逮捕翌日に釈放されましたが、釈放後の取調べで、検察官から「被害者が厳罰を希望しているので公判請求します」と通告されました。ご本人は何とか公判請求を避けたいとの思いでウェルネスにご依頼されました。

 

ご依頼いただいた時点で、検察官の取調べは終了しており、いつ公判請求で決裁に上げられてもおかしくない状況でした。そのため、弁護士が直ちに検察官に連絡し、被害者への取次ぎを依頼するとともに、示談交渉中は決裁に上げるのを待っていただくよう交渉しました。

 

その後、弁護士が被害者の方と面談し、粘り強く交渉した結果、その場で示談書と被害届取下げ書に署名・捺印していただきました。これらの書類を検察官に提出した結果、当初の公判請求の方針から一転して不起訴処分になりました。

 

弁護士のコメント

痴漢で検察官の取調べを受けたケースで、①性犯罪の前科があり、②検察官の取調べを受けた時点で示談が成立しておらず、③略式手続の同意書への署名・捺印を求められなかった場合は、公判請求される可能性が十分にあります。そのような場合でも、今回のケースのように迅速に対応すれば不起訴を獲得できる余地があります。詳細は弁護士にご相談ください。

 

 

 

*個人情報保護のため、「事件の概要」については一部アレンジしている場合があります。
*ご本人、ご家族様の直筆メッセージは掲載の承諾を得たもののみ掲載しております

 

 

【関連ページ】

痴漢の解決事例